華のある暮らし -SHINOBI -

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	華のある暮らし -SHINOBI - 街角や山野で見られる花木　ちょっと調べてみよう！徒然草 from 四季の山野草

美しい鳥が羽ばたく姿をした　ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)

CATEGORY[バショウ科]

●●●	美しい鳥が羽ばたく姿をした　ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)	●●●

●●●	切り花のコーナーで、時々見掛けるユニークな形と色の花です。「これは何かな？」バショウ科のゴクラクチョウカ、つまり、極楽鳥花ですね。美しい羽を持つ極楽鳥は、南太平洋のパプアニューギニアに生息します。風鳥という鳥の別名ですが、英名はBirds of Paradise、そのまんまですね。花と鳥、どちらを先に記憶するかですが、実はかなりイメージが違います。極楽鳥は複数の鳥の総称のようですが、美しい「尾」を持っています。一方、極楽鳥花はオレンジ色のトサカに見える「萼」を持っています。嘴（くちばし）に見える部分から、鶴のような鳥を想像してしまいますね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : "Strelitzia reginae　 var. regina" 　●　原産 : 南アフリカ　●　分類 : バショウ科ゴクラクチョウカ属極楽鳥花の英名はBird of paradise flower、やはり、そのまんまですね。極楽鳥花の方も複数の品種が流通しています。人気は、嘴のような花苞からオレンジ色の花弁を立てるレギネ種です。熱帯の植物かのようなイメージですが、ケープタウン周辺とのことです。それでも暖かい地域ですので、耐寒性はなく、豊富な日照量も必要です。沖縄では切り花用の花卉作物として育てられているのですね。偶然ですが、極楽鳥花のタネの写真を見ました。何ということでしょうか！そのタネにはオレンジ色のふわふわしたトサカが付いていました。(◎o◎;)	●●●
極楽鳥花はフラワーアレンジメント用の高級素材です。値段を気にしたことがなかったのですが、お幾らぐらいなのでしょうか？それから、まだ、見たことがない白い極楽鳥花「オーガスタ」という品種があるのだそうです。こちらは、まるで鳳凰鳥のようだと聞きます。是非見てみたいものですね。

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観賞用です　上を向いて咲き稔る赤い皮のバナナ

CATEGORY[バショウ科]

■■■	★★★ 上を向いて咲き稔る赤い皮のバナナ ★★★	■■■

■■■	観賞用です　上を向いて咲き稔る赤い皮のバナナ【園庭コメント】上を向いていますが、これは赤いバナナに見えますよね！？「これは何かな？」所蔵の書籍では分かりませんでした。インターネットで検索してみましたら、情報が曖昧でした。可能性としては、以下の二つのどちらかではないでしょうか！ ■　アクミナータ "モラド" 　Musa acuminata　cv. Morado　紫色の～（フィリピン原産） ■　ベルチナ・バナナ　Musa velutina　ビロード状の～（インド北東部原産）情報は（例によって）混乱しています。赤いバナナは「ベルチナ」の変種だ？と言い切る方もいるようです。「モラードバナナ」という名前も登場しますが、まぁ、"モラド"でしょう。「アクシタナモラド」だとか、勘違いと思われる情報も随分ありました。で、残念ながら確信がないのですが、写真は「ベルチナ」だろうと思います。実が上を向いていて、良く見掛ける生食用の黄色いバナナより小さめです。草丈は１ｍ前後、という記述も合致していました。「ベルチナ」だとすれば種子ができる品種です。いったいどこにできるのでしょうか！当然と言えば当然ですが、熟した頃に赤い皮を剥くと黒い種子があります。普通ならば、バニラ色で柔らかく、甘い味がする部分ですね！従って、食べられる部分はほとんどないことになるのでしょう。日本の気候（気温）でも屋外で栽培可能なバナナだということです。冬に地上部が枯れても、翌春には新芽が出てくる宿根植物という訳です。「赤いバナナって知ってますか！食べられるそうですよ。」こんな書き込みが多いのですが、観賞用の赤いバナナもあるということです。表現には気を付けましょうね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　分類 : バショウ科バショウ属	■■■

概ね全国的に「秋の長雨」状態が続いています。そろそろ、散歩をしたい気分なのですが・・・。

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ご近所のバナナ（続編）　「黄色い花」編

CATEGORY[バショウ科]

■■■	★★★ ご近所のバナナ　「黄色い花」編 ★★★	■■■

■■■	ご近所のバナナ（続編）　「黄色い花」編【街角コメント】ご近所で見られるバナナの花のお話（続編）です。補足しますと、７月中旬にバナナのお話を３回続けて投稿しました。その内の１回が「ご近所のバナナ」だったのです。いえいえ、奄美に住んでいる訳ではありません（因みに関東です）。でも、ご近所で１０本近くのバナナの木（？）が見られます。大きく見えるのは「バナナハート」と呼ばれる苞。それから、本当の花と言えば「黄色い雌花」ということになるかも！その３回のお話で、こんな情報をお届けしました。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : Musa paradisiaca 　●　原産 : マレー半島　●　分類 : バショウ科バショウ属今回の写真では、花全体が緑から黄色に見えますね。過去３回は、それぞれ、ピンク、赤、黄緑（黄土）色でした。多彩なものです。そして、苞の首根っこを襟巻き状に取り囲んでいる黄色い物。これが雌花で、育っていくと例のバナナになる訳なんですねぇ。実際、関東の気候では、チロッと伸びるだけで終わってしまいます。さて、下の写真、実は同じ苞の「たった２日前」の姿なのです。この段階で見つけて、とてもラッキーでした。でも、本当に成長が早いということが分かりますね。　(￣◇￣;)	■■■

[情報]　"flower city" のオープニングページ（HOME）がリニューアルされていますね。で、その「おすすめブログ」で、なんと「華のある暮らし」を紹介してもらっているではありませんか！　以前に、"Flower City" のメルマガ "Love Flower Mail" でも紹介していただきました。とても励みになるんですよ。ありがとうございます。

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とってもトロピカル　バナナの赤い大きな花

CATEGORY[バショウ科]

■■■	★★★ バナナの赤い大きな花 ★★★	■■■

■■■	とってもトロピカル　バナナの赤い大きな花【街角コメント】３連続でバナナの話です。この際、とことんバナナでいきましょうか（ウソです）。まぁ、もう少しおつき合い下さい。バナナの花というと、この姿をイメージされる方が多いのでは！もちろん、初めて見る方も多いでしょうが…。こんな感じで、バナナの花は赤（えび茶）色なのです。この花の付け根からバナナの房ができてきます。写真では大きさがイメージできないかも知れませんね。パイナップルより少し大きい程度ではないでしょうか。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : Musa paradisiaca 　●　原産 : マレー半島　●　分類 : バショウ科バショウ属ところで、花が下を向いていますが、良いのでしょうか！バナナハートが伸び、徐々に下を向くので、これで良いのですね。内地では、温室でもない限り、ここまでにはなってくれません。熱帯では、ほぼ年間を通じて収穫できるそうです。ビタミンＢ、Ｃ、ミネラル分も豊富！葉もいろいろな利用価値があるようです。花の時期には甘い香りがするのだとか。近所の花では、そこまで確認できませんでした。	■■■

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爽快！　青空にそびえる　緑の「バナナハート」

CATEGORY[バショウ科]

■■■	★★★ 青空にそびえるバナナの心 ★★★	■■■

■■■	青空にそびえる　緑の「バナナハート」【街角コメント】引き続き、バナナのお話をしましょう。これは、なんと、ご近所で毎年見られる光景です。丸いのは「バナナハート」と呼ばれる苞で、ここから花が展開します。苞が１枚めくれると黄色い雌花が現れ、これが房になります。また１枚がめくれて、房になり、どんどん伸びていく訳です。茎に見える部分は、葉が巻き重なったもので「偽茎」と呼ばれます。本当の茎は地下茎になっているのですね。（ちょろっと、蘊蓄）　●　学名 : Musa paradisiaca 　●　原産 : マレー半島　●　分類 : バショウ科バショウ属日本では果物としてデザート扱いです。でも、東南アジアやアフリカでは主食格としても扱われています。栄養価は文句なし！料理の素材「プランテン」としても、主要な農作物なんですね。バナナはマレー半島周辺で栽培化されたと考えられています。（注：パプアニューギニア説あり）海を渡ったポリネシア人が太平洋の島々に伝えたともされています。いずれにしても、人為的に運ばれていった訳ですねぇ。バナナはポリネシア人の大航海ととも・・・、おもしろい話です。	■■■

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